高校数学の得点力を身に付けるためには問題演習は欠かせません。しかし、しっかりと実力を身に付けるためには、問題を解きさえすればよいというわけではありません

では効率よく高校数学の実力を身に付けるためにはどんな問題を解けばよいのかわかりますか?ここでは、そんな自分に合った問題演習を行う問題選びについてまとめてみたいと思います。

演習の目的を考える

高校の宿題とかではなく、自分の数学力を伸ばすために問題演習を行うということは何らかの目的があるはずです。

問題演習の目的とは、例えば、教科書の例題を習得するために行う問題演習なのか、同じ公式の別の利用の仕方を知るために行う問題演習なのか、出来なかった問題の復習後に定着させるために行う問題演習なのかなどのことです。

ですから、自分の問題演習の目的を考えて、それに相応しい問題を選ぶ必要があります。

演習の目的に応じた問題のレベル設定

これはかなり難しいことなのですが、演習に目的があるということは、その目的に相応しいレベルの問題を選び演習する必要があります。難しすぎても意味がありませんし、簡単すぎたらせっかく練習する意義が半減してしまいますからね。

そういったその時の自分の目的に相応しい問題選びが自分で出来れば、それが一番良いと思います。しかしそれはなかなか難しいと思います。特に演習の目的を意識し始めたころはほとんどできないと思います。ですから、可能であれば学習塾などを頼るとよいのではないでしょうか。

ただし、どんな学習塾でもよいというわけではありません。例えば私は今までの経験がありますからすぐに問題をセレクトできます。同じようにきちんと指導ができる講師がいる学習塾でなければいけません。といっても、そういった講師のいる学習塾を探すのも大変でしょうが…

最後に

とりあえず問題演習を行う際は、目的を持って行いましょう。できればその目的に相応しいレベル・内容の問題の演習を行いたいところです。目的意識を持ってふさわしい問題演習を行うことが、もっとも効果の上がる問題演習です。